人生設計やキャリアなど
人生設計や、キャリアを若いうちにはっきり決められる人はすごいっていう話。
私は大学時代、就職活動に本腰を入れることができないまま卒業した。
まあ働くなら興味があることがいいかな~営業はやりたくないから事務かな~などと考え一般職を色々受けはしたものの、私の卒業の時はまだそこまで採用が良くなかったのもあってどこも引っかからなかった。とはいっても危機感はなくのんびり構えていた。
その当時はまだ舞台とか俳優の仕事に興味があったから、やってみなくていいのかとかそういう葛藤もあったと思う。結局、舞台にすこーし出てみたら、練習にとても時間を取られるのが(当然なのに)なんだかめんどくさくて嫌で、拘束されるのにお金が出ないってことに私は耐えられないのだ、ということに気づいた。
そうやって気づいたのに就活を本気でやらずにダラダラすごし、4年の秋に教育実習に行って、考えていなかった教員もいいかな~と思い始めた。
講師登録しに行った先の非常勤職員を一年やらないかと誘われて、そのまま4月からアルバイトとして勤務してみたら暇すぎて死にそうになって、本当に興味のあること!などと考え刺激のある仕事を求めて元々興味のあった業界(ブラック企業の事務)に飛び込んでしまった。
そこで数年過ごした後、講師で教員をやってみるも、全体主義な雰囲気とかあとは色々キツすぎてすぐに辞めてしまった。
ブラック企業は最初は本当に薄給で、でも人数が少ないので結果を残せばかなり昇給する。(なんだその制度)
残業しないと絶対に終わらない業務量を振られて、みんながみんなそうだからパツパツで、だけどもう自分で工夫して早く帰れるようにしないといけなかったからとにかくそれに注力するようにした。ミスしたら業務増えるから決定的なミスしないように優先順位つけて確認するとか。小さい会社は往々にして残業代が出ないじゃないですか。残業代出ないのに残るのほど腹が立つことないんですよね。
そうやって、一人で業務改善繰り返したり、事務の同僚(年上の後輩しかいない)と協力したりそういうことして、権利意識とか生産性とか考えて高めてた後に教員になったら、なんか色々、権利意識は希薄だし、やればやるほどいいっていう観点もわかるからついていけなかったんですよね。教員て残業代はでないし、平日なんか絶対休める雰囲気じゃないし、よくやって当然!若い人はボランティアもやってください!っていう圧力が怖かった。
一緒に働く先生が熱心で、それについていけない気持ちがたぶん決定打になって体調不良になりました。(それで退職)
そのあとはまた就職して事務として働いているわけですが、本当に零細だから、先の色んなこと考えると、どういうところで働くのがいいんだろう、とか悩んでるところです。
私はアラサーにして何度も転職して、結果今が一番月収高いし、家から近くていいんだけど、決定的にキャリア設計しなさすぎてる実感があります。
私のまわりの友達はそんなに真剣にキャリア!とか言ってる人はいないけど、ネットを見たら実際はたくさんいるらしい。見えない敵におびえているみたいだけど。
どうやって生きていくのか、考えないといけないんだな~
こういうこと、みんな大学の時に考えてるんだろうね!笑
でもやってみないと体感としてわからないこともあるから、それはそれでよかったのかなとも思うけど。
大学生でそれを決めて進めていけるのも、すごいことだなって思います。
新卒はやっぱり有利だったよなって実感してるアラサーでした。